てあぴじな話

TRPG関連のことを書いてます。

拙作「ザネリの哀哭」のお話

 

 宴会卓シナリオ集に寄稿いたしました、「ザネリの哀哭」がどのような下敷きを経てシナリオになったのか書きていきたいと思います。

 

シナリオはこちらに収録されています。

enkaitaku.booth.pm

 

エラッタとあとがきはこちら(KPをする際にという記事にも色々書いてます)

https://www.dropbox.com/sh/dmqplglkajou8qz/AAD8pkl1o5mvSqizQkRitR3Fa?dl=0

 

 そもそも、宴会卓シナリオ集第4弾のテーマが、「時間遡行」「古い神」だったんで、めちゃくちゃ作るの大変でした。色々試行錯誤した上で、自分の好きなお話で私がある程度知識のある、「銀河鉄道の夜」をモチーフにするということを決めました。そこからが大変だったんですけど…。その「銀河鉄道」と宮澤賢治の周辺をどのように私が理解しているかを含めて残せたならなと思います。

お品書きは以下の通り

 

1.「銀河鉄道の夜」の原稿と宮沢賢治の考え方

2.「ザネリの哀哭」の下敷き

3.  エンディング分岐について

4. 最後のシーンのロールについて

5. シナリオを書いてて一番苦しかったところ

6. シナリオを書いてて一番楽しかった所

7.次元の狭間の世界について

 

 

恐らく長くなりますので、下に畳んでおきます。シナリオのネタバレが遺憾なくされているので、遊ぶ予定のある方はこれ以降の閲覧をお控え下さい。

 今回何の資料もなく私の曖昧な記憶を頼りに記事を書いている部分があります。なので話半分で読んでいただけたら助かります。あくまで、このシナリオを書くにあたってに私の解釈だと捉えて下さい。

 

 

 

1,「銀河鉄道の夜」の原稿と宮沢賢治の考え方

 

 「銀河鉄道の夜」という作品は複数の草稿(原稿)があります。普通、私達のイメージの中では、下書き→清書ってけっこう当たり前な感覚なんじゃないかなと考えます。現在、文庫本や青空文庫などで公開されている「銀河鉄道の夜」という作品は‘第四次原稿’といわれているものです。「銀河鉄道の夜」は宮沢賢治の生前に発表されることなく(厳密にはちょっと違いますが)、死後発見され後世の人々に評価された作品です。

現代の私達がよく目にする「銀河鉄道の夜」というお話は、賢治が書き残した最新の原稿です。しかし、宮澤賢治はどうも、後から書いたものにお話が更新されていくのではなく、これまで書いてきたどの形の原稿も存在しうる1つの物語として捉えていた説があります。

 下書き→清書だと、私たちは下書きを捨てたり削除したりします。デジタル絵で考えれば、最初に書くアタリのようなものとかですね。この下書きも含めて、賢治は見方を変えただけで無くなっていない、その下書きも清書もまた同時にその絵として存在してるぜ!と考えていたようです(ざっくり)。つまり下書きの絵も清書した絵もどちらもその絵なんだよってことです。

 前述したように、私達がよく目にする「銀河鉄道の夜」は第四次原稿です。つまり第三次原稿もその前の原稿も存在します。私たちは第四次原稿をよく目にしていますが、賢治的に言えばその前の原稿も存在しうる1つの物語であるということです。(この考えに4次元といろいろ絡んでくるんですが、割愛します。)

 この考え方を前提に私は今回のシナリオテーマである「時間遡行」を考えていきました。CoCのシナリオに落とし込むのが難しくてめちゃくちゃ心折れかけました。主に門の先の次元の狭間世界に関係しているのですが、長いので後述します。

  それぞれの原稿で違いがあるのですが、今回私が注目したのは”ブルカニロ博士”の存在です。現在出回っている「銀河鉄道の夜」には登場しません。本などで出版されている「銀河鉄道の夜」は第四次原稿です。これの1つ前の第三次原稿とは大きく結末が異なります。

 くわしくはhttp://contest.japias.jp/tqj2002/50133/analysis.htmlで書かれております。

ざっくりいってしまうと、第三次原稿では銀河鉄道の旅を終えたジョバンニをブルカニロ博士が迎えてくれるんですが、この人めっちゃ意味深なことを言うんですよ。まるでジョバンニとカムパネルラの銀河鉄道の旅を見てきたみたいに。このブルカニロ博士が誰なのか諸説あります。これは未来のジョバンニだー!とか。こいつがなんか良くない黒幕だ―!とかとか。

第四次原稿では銀河鉄道の旅を終えたジョバンニを迎えてくれるのは、カンパネルラのお父さんです。ブルカニロ博士という人物は消え、カンパネルラのお父さんが博士として登場します。他にも色々と違いがあるので、気になる方は是非調べてみて下さい。

 

 

 

2,「ザネリの哀哭」の下敷き

 

 私は銀河鉄道をモチーフにしたシナリオを書く場合に、この「ザネリの哀哭」という物語を、もし銀河鉄道の夜を体験したジョバンニがカムパネルラを失った喪失感に耐えられなかったら、そしてカンパネルラにたすけられたザネリはどうなってしまうのかというイフの物語として作りました。実際「銀河鉄道の夜」という物語は大正・昭和初期時代を色濃く感じる物語なわけですが、現代に起きた出来事として作っています。これも1つの銀河鉄道の夜という物語である的なノリです。

シナリオを作る上で黒幕は絶対ブルカニロ博士にしようと考えていました。となれば、次に考えたのはブルカニロ博士とジョバンニの関係性です。実は親子とか、未来を帰るために平行世界から飛んできたジョバンニ=ブルカニロ博士にするとか色々考えました。色々試行錯誤して、ブルカニロ博士の立場である軽部に、ジョバンニである常磐が成り代わり黒幕とする案に落ち着きました。

 そして物語にどのように探索者を絡めるかのお話になります。ジョバンニ(常磐)とカムパネルラ(金村)の物語はあくまでも二人の物語です。何度か別の所でお話した気がしますが、この物語の主要なNPCはザネリ(芹那)です。この芹那と探索者をどう結びつけるか悩んで…幼馴染という形をとりました。

 本家ザネリはジョバンニをいじめる悪い子供の印象を受けますが、私はちょっと疑問に思います。もちろん、あれはジョバンニの視点が入った物語ですので、ジョバンニからはザネリはああ見えるのでしょう。しかし、ザネリがああいう風にジョバンニにいうのは、きっと周りの大人とかが言っているのを聞いたからなんじゃないかなと思います。意地悪には変わりないのですが、ああいう子いるよねと。嫌なやつには違いないですがw

 しかし、芹那=ザネリなわけではないので!!もしかしたらそうやって常磐芹那がからかったこともあるかもしれないと考えたら、常磐芹那を嫌うのも道理ですけどね。

 

 

3,エンディングについて

 

 このシナリオを作る時に決めていたことがあります。シナリオクリアと”一番いい未来かどうか”は別に条件を設定しようということです。シナリオクリア自体はとても易しい作りになっています。KPの誘導に乗っておけば、ロストすることはまずありません。色々情報も沢山出てきますが、目を通すだけでもシナリオ自体はクライマックスまで進んでいきます。もちろん、技能が成功しなければいけない場所はありますが、成功しなければ詰む場所は数えるぐらいです。ぶっちゃけ、ヨグ=ソトース退散の儀式のロールが成功すればまず探索者が死ぬことはないのです。ヨグ=ソトース退散の儀式が大きなエンディング分岐となっています。

 ”一番いい未来”は簡単にはつかめない。ヨグ=ソトース退散の儀式が成功した場合、一番いいENDに行くためには3つの条件があります。

 

①葉月の言葉を芹那に伝えたかどうか

 2回目の世界で、川原から洞窟のに探索者を誘導した葉月は、使える状態でラヂオを持っている探索者たちにお願いをします。この葉月の言葉を伝えることで、これまで葉月に対して負い目を持っていた芹那の心への救いになります。芹那はずっと自分を責め続けていました。金村は自分のせいで死んでしまったと。それが葉月の言葉を聴くことで、やっと前を向くことが出来ます。これからの人生を一歩踏み出せるひと押しになるかんじです。

 

②儀式後に常磐が葉月の声を聞けたかどうか

 探索者がラジオの鉱石の魔力を残していた場合、本物の葉月の声が常磐に届きます。常磐はずっと葉月に会いたくて、ひと目その姿をみたくて、また名前を読んでほしくて、だからショゴスを使ってハヅキを作り出します。家族も居なかった常磐には葉月しかいないと、彼女自身が思い込んでしまいました。その常磐が、もう一度会いたかった、聞きたくてしょうがなかった葉月の声を聞けた、また名前を読んでくれたことで、本当に彼女は救われます。葉月の声を聴くことで初めて彼女は本当に自分の気持ちに正直になれるのです。

 

芹那の手を掴み続けられたかどうか

 ここが探索者と芹那の関係性に関わる大きな判定になります。あの川の中のシーンは、歴史の修正力によって常磐が歪めた時間が正されていくシーンです。そしてその世界では、人との縁や時間の流れを糸で表現させていただきました。常磐の呪文に巻き込まれてしまった芹那の糸は複雑怪奇に幾重にも絡まっています。それに比べ探索者があの呪文に巻き込まれたのは数回であり、芹那に比べれば大分軽いものになっています。
だからこそ、歴史(時間)の再編の際に、探索者や芹那の糸が解けていくのですが、その際に芹那と探索者達とを結んでいた糸(縁)も流れてしまうようになります。
これは常磐という人物が消えてしまったことによる記憶の改変ですとか、辻褄合わせとかそういうので糸が流れやくすなっているという設定です。だからそこ、芹那を物理的に掴み続けなければ、芹那との関係性が歴史の修正力によって消されてしまうという設定がありました。川の流れ=歴史(時間)の修正力ですね。

 葉月から探索者に忠告して、芹那と自分たちをロープで結ぶという宣言をしてくださったPLさんたちも居ました。申し訳なく思いながらもあの場では意味をなさないモノとして扱ったような気がします。(しかし何かしら反映させたような気も?)

 

 上記の条件を設けたのは、どれだけセッションに意欲的に参加してくれたかというのも反映させたいなと思っての分岐でした。あと、正直シナリオを書いている時にPLしていたセッションにもろに影響を受けてます。シナリオ製作者さんにはお話しています。また、縁とか時間を糸にするのはもとからあった構想でしたが、君の名は見てイメージが固まりました。影響されやすすぎ!

 

 END分岐といえばタブレットソースコードのシーンは、作るの大変でした。一応あそこが物理学HO持ちの見せ場として作ってます。(物理学の情報が抜けないと、他の技能の情報がふわっとします。)私に知識がないのもあって、いろんな方の助言をいただきました。宴会卓編集長のユウヒさんに「ソースコードって一文字消すだけでも効果あると思うよ」と指摘された。それを踏まえてソースコードで消さないといけない部分が分かる(消してはいけない部分がわかる)ようにしています。あれはイ・スが人間世界の概念や知識を駆使して適当に作ったアイテムですので、雑に扱えば何が起こるかわからんぜ…というやつです。天文学とオカルトHOの見せ場は退散の儀式を設定しています。これ下手すると、物理学持ちの見せ場なかったくない?!と思われないかとビクビクしております。

 それぞれがどうエンディングに関係するかは是非、シナリオを御覧ください。めちゃくちゃ読みにくい(分かりにくい)文章なのは申し訳ないです!!

 ラストは結構エグい処理だなと自分でも思います。幼馴染として芹那との関係を固めてくださる方たちに刺さるんじゃないかなぁと。幼馴染ロールプレイがこのシナリオの半分を占めているので、好みが別れるだろうなぁと思っていましたし、あまりCoCらしさはなかったかも?と思います。 

 

4.最後のシーンの2つのロールについて

 

 私がこのザネリの哀哭というシナリオを発表した時、全く面白いと言ってもらえる自信がなかったし、人によっては無理だと思うだろうなと考えてしました。要素は色々あるんですが、そのうちの1つが”最後の2つのロール”についてです。

 DEX*3のロールと、成功者のみ芹那のSIZと成功者のSTR対抗ロールです。これ、完全に運ゲーやん!て怒られないかなって…。推奨技能と違って探索者の能力値に依存するものに、物語の分岐をかけて良いものかという…。

 前述した通り、このシナリオを作る時に掲げていたコンセプトは、シナリオクリアと”一番いい未来かどうか”は別に条件を設定するということです。そして私はその”一番いい未来”には簡単にたどり着けないようにしました。こんな風に言うとまるでtrue2がいい未来じゃない感じがしますが、私としてはtrue2がbestエンドです(Happyなエンドかは人によりますがね!)。むしろtrue1がイレギュラーなエンドだと感じています。

 このシナリオでは、常磐は必ず葬り去られてしまいます。それほどまでに彼女が犯した業は深く、時間の修正力をもってしても彼女が元から居ないものとしなければ整合性がとれなくなってしまいました。 そんな常磐のことを探索者や芹那が覚えていられる筈もなく、常磐の存在が消えてしまったことで芹那と探索者たちの道筋が変化するのも道理です。true2は幼馴染としての関係が消えてしまってもなお、探索者たちと芹那は再び巡り合う、縁が結ばれ合うことを示すendになっています。展望場で初めて会った芹那と探索者たちは、まるで旧友だったみたいな、居心地の良さを感じるに違いありません。「昔から知ってたみたいな気がするw」とか言いながら。

 もちろん、最後の判定からガラッと雰囲気を変えtrue2の描写をすると、PLさん方の空気がものすごいことになります。(ものすごいことになった=そのセッションで幼馴染の関係がしっかり築けていたという何よりの証拠!) 私も4回KPして、うち3回はtrue2に行きました。シナリオ作ってる時はめっちゃいきいきこの処理を考えていましたが、KPすると心が痛くなりますね…。

 このシナリオにとっての行き着く一番いいendはtrue2で、探索者がもしかしたらつかめるかも知れないendとしてtrue1を据えています。何ていうんでしょう、true1は法則を無視したありえない未来に行くってイメージです(いいすぎかもしれない)。だからそこ、運っていうどうしようもない要素を取り入れたのはあります。

 本当はendにtrueとかbadて付けたくなかったんですが、何分締切に追われておりまして…。おしゃれな名前を考えている暇はなかった…。もし考えてくださった方がいらっしゃいましたら教えてください…。

 

 

5,シナリオを書いてて一番苦しかったところ

 

 芹那と金村の設定は真っ先に決まりました。常磐も結構迷いましたが一度決まればすんなり。ただ、常磐芹那の関係性をどうするか、時間遡行要素をどう使うかがほんとうに思いつかなくて苦しかった。銀河鉄道をシナリオに出したかったんですけど、シナリオ構成が本当に難しくて。数カ月かかってやっとハリーポッターのタイムターナー!!!というところに。もう本当に苦しかった。銀河鉄道にのってオリオン座駅あたりにおりて決戦!とか考えてました。オリオン座が砂時計に見えるから、それをどうこしたら時間巻き戻る的な。BGMはスター・ウォーズ。悪の本拠地は銀河のかなたに!のノリです。

 2週間ぐらい迷ってボツにしました。もっとコンパクトに行こう。銀河鉄道をメインにしたシナリオはなんか別な時に書こうと開き直りました。

 実は常磐芹那の関係は一番最後に決まりました。常磐芹那に殺意を抱くのは最初から決めてたんですけどね。書いているうちにどんどん自分の中で「これはちょっとご都合主義すぎないか?」「いや〜それは都合良すぎるってそんなまさか」という自問自答が生まれまして…。そこも苦しかった。今となってはご都合主義がなんぼのもんじゃ〜い!です。

 難しかったけどやりごたえがありました、テーマ[時間遡行]。宴会卓でシナリオ提出したの3人です。(やむなく出せなかった方もいましたが!)私がなかなかシナリオ出せなくて半年ほど締め切りを延ばしちゃいましたが…。

 

 

6.シナリオを書いてて一番楽しかった所

 

 一番最初に出来上がったシーンは、1度目の8月6日の世界で芹那と分かれて探索者とバイバイするシーン。わけの分からない儀式のようなものに巻き込まれた探索者は、わけの分からないうちに逃げることを選択させられます。その時の芹那の「なんか知っていそうな意味深な言葉」とともに、芹那と別れます。あのシーンが真っ先に出来上がりました。非常に好きなイベントです。

 ただ、このシーンにつなげるために、めちゃくちゃ長いイベント描写をしていただかないといけなくて、それもKP・PLの好みの別れるポイントだろうなと思います。探索者に「何もしなければ恐ろしい出来事が起こってしまう」ことを伝えるイベントのつもりです。時間遡行した探索者たちは、その恐ろしい出来事を阻止するためにもう一度8月6日を探索するという流れになります。なので、再び芹那と再会するシーンも好きです。三者三様の姿をPLさんが見せてくださいます。

 1度目の探索者が芹那に電話等で接触しようとした場合、2度めの探索者たちは別視点でそれを見ることになり、「あーあの時のあれってこれだったのかw」と思っていただけたら楽しい。しかしシナリオ中ではKPがそういう処理をあくまで推奨しているだけです。ただでさえ読み込むのも苦労するシナリオなので、そういうお遊び的な部分は、こちらから提案するにとどまっています。ぶっちゃけ、エンディングより先に決めることが出来ました。(エンディングは最後の最後まで決まりきれず)

 

 

7.次元の狭間の世界について

 

 探索者達が門をくぐった先にある世界は、時間が一方向に流れていない4次元の世界を軸に考えています。時間が一方向に流れない世界、ここでは未来も過去もない物語と物語の狭間の世界です。ここでは手段を知っていればどんな時間も自由に行き来できます。そしてその次元の狭間を走る銀河鉄道は、乗車した人たちを必要な場所(時間)まで運んでくれる役割を果たしてもらいました。切符のくだりは原作リスペクトです。ショゴス葉月は人間ではないのでその切符は灰色ですが、探索者は幼い頃の常磐(ジョバンニ)が持っていた切符と同じ切符を持っています。

 常磐は魔術で時を枝分かれさせ、気に入らない枝分かれさせた時間を消していました。そんな消されてしまった時間の遺留品が、ゴミとして塵芥集積所に辿りついています。探索者が消されてしまった時間の芹那のルーズリーフを手にすることで、熊野村で起きている異変を垣間見ることがきます。芹那がそれに巻き込まれているらしいことも。時間が繰り返されている(厳密には違いますが)ことに気づいてもらうためにゴミ捨場を作りました。熊野村にそのヒントを散りばめようかなと思ったんですけど、情報がごちゃごちゃしちゃって。この次元の狭間のシーンを作ったおかげで物語にメリハリを与えられたなと満足しております。

 

 

  語りたいことはこんな感じかなー。最初は全然ギミックとか思いつかなくて、ユウヒさんに時間とっていただいたり、シナリオを書き上げられなくてナカヤマさんのお力を借りたり…他にも沢山の方にたすけていただいて出来上がったシナリオです。もうしばらくはCoC書きません。書きたいものはあるので今は書かないぐらいですけど。ここまで読んでくださってありがとうございました。何かわからないところがあったら気軽に聞いて下さい。エンディング分岐の話ができてよかったー!